備前が生んだ稀有の作家 | 脇本博之の世界 |
備前焼 脇本博之 花器・天壇 作品No. K-1171
■この花器は何をイメージしているのかと問いたくなるフォルムです。 ■ただひたすら美しい姿であることは間違いなく焼けも素晴らしい。花器であることは分かっていても生け方がわからないという方もおられるのではないでしょうか。もうここまでくれば、実用を超えたアートであるに違いありません。 ■一見して、子供のころ遊んだ滑り台のようでもあり、「人」という字にも見えます。この卓越した想像力と焼成技法はかつての備前焼とはかけ離れた印象さえもってしまいます。 ■ですが、もしこの花器を生かす生け方があるとすれば、それはどんなに素晴らしい空間を奏でることでしょう。ぜひ、この花器を生かす達人の夢を見たいものです。 |
作品名 | 花器・天壇 |
作品番号 | K-1171 |
寸法 | 幅=約11cm 奥行=約17cm 高さ=約20.5cm |