備前が生んだ稀有の作家  脇本博之の世界

備前焼  脇本博之    大扁壷 K-1491 

■ゴマだれが美しい作品です。ゴマだれとは赤松の灰が積もりながら高温で焼成される時に現れる景色の一つで、人工的な釉薬をかけたものではないため、自然釉とも呼ばれています。力強い炎が織りなす備前焼特有の焼け肌です。
■反面、背面は穏やかなゴマが広がっており深い趣を演出しています。前面・背面ともに、どちら側を主体とすることもできますので、ある種リバーシブルな花器に仕上がっています。造形的にはシンプルで多彩な生花の前に出ることなく落ち着いた花器に仕上がっています。
■さらに、側面のスリットラインが独特のワンポイントになっていますので、この面を主体に生けるのも一興でしょう。
作品名 大扁壷
作品番号 K-1491
寸法 幅=約27cm 奥行=約25.5cm 高さ=約40cm

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脇本 博之 プロフィール

Hiroyuki Wakimoto 脇本 博之
陶 歴
1952年 長崎県対馬に生まれる
1975年 大阪芸術大学工芸科中退
1981年 備前焼作家山下譲治に師事
1990年 瀬戸内市長船町東須恵に築窯、独立。
第52回 一水会陶芸展佳作賞受賞
1991年 第 8回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
第 2回 陶芸ビエンナーレ'91入選
第38回 日本伝統工芸展入選
第 1回 '91焼き締め陶公募展入選
第53回 一水会陶芸展佳作賞受賞
1992年 第 9回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
第30回 朝日陶芸展入選
第39回 日本陶芸展入選
第54回 一水会陶芸展入選
1993年 第3回 陶芸ビエンナーレ奨励賞受賞
第31回 朝日陶芸展入選
第35回 日本伝統工芸中国支部展日本工芸会
中国支部長賞受賞
朝日現代クラフト展招待出品
岡山 明日香画廊にて個展
1994年 第11回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
第2回 '94焼き締め陶公募展大賞受賞
1995年 第12回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
第13回 日本陶芸展入選
第42回 日本伝統工芸展入選
岡山 ギャラリー碧苑にて個展
大阪 ギャラリー壺中天にて個展
1996年 第13回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
第34回 朝日陶芸展入選
岡山 天満屋にて個展「私的なかたち」
1997年 第14回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
第35回 朝日陶芸展入選
第44回 日本陶芸展入選
日本工芸会正会員認定
1998年 第15回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
1999年 第37回 朝日陶芸展入賞
広島 天満屋にて個展
東京 ギャラリー「こう」にて個展
2001年 岡山 天満屋にて個展「いにしえ」
2002年 広島 アルパーク天満屋にて個展
岡山 ギャラリー碧苑にて個展
岐阜 文錦堂にて個展
米国 サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展花器二点がインターナショナル・フォーク・アートミュージアムの買い上げとなる。
2003年 東京 銀座黒田陶苑にて個展
高松 天満屋にて個展
岡山 ギャラリーやぶきにて個展
米国 サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展
2004年 東京 銀座黒田陶苑にて個展
福岡 岩田屋にて個展
福山 天満屋にて個展
米国 第1回サンタフェ・インターナショナル・フォークアート・マーケットに招待
ギャラー「タッチング・ストーン」にて個展
2005年 東京 銀座黒田陶苑にて個展
岡山 天満屋にて個展「原風景」
米国 サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展
2006年 米国 サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展
石川 小松大和にて個展
2007年 第24回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
東京 ギャラリー青山にて個展
岡山 アートガーデンにて沖縄シーサー作家・宮城光男、海人写真家・小谷千佳子と三人展
福岡 岩田屋にて個展
長崎 対馬市交流センターにて「対馬生まれの二人展」を唐津・川上清美と開催
米国 サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展
2008年 東京 ギャラリー青山にて個展
長野 井上百貨店にい個展
2009年 第20回 日本陶芸展入選
第56回 日本伝統工芸展入選
東京 ギャラリー青山にて個展
米国 サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展
倉敷 天満屋にて個展
2010年 第27回 田部美術館「茶の湯の造形」展入選
第52回 日本伝統工芸中国支部展入選
東京 ギャラリー青山にて個展
米国 サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展
2011年 東京 ギャラリー青山にて個展
岡山 ギャラリー青山にて個展
岡山 ギャラリーやぶきにて個展
神戸 そごう神戸店にて個展
2012年 東京 ギャラリー青山にて個展
米国 サンタフェ「タッチング・ストーン」にて個展
高松 天満屋にて個展
高松 県民百貨店にて個展